病院選びがミソ!がん治療に纏わる抗がん剤と副作用の負担リスク

病院選びのポイント~快適な入院生活を送るために~

病院選びには、なるべく多くの検討材料があると良いでしょう。がん相談支援センターでは、複数の病院の治療実績を調べることができます。

数値化されたデータを参考にすることで、病院選びがスムーズに行なえるでしょう。

がん相談支援センターやシステムを利用しよう

がん相談支援センターなら情報を集められる

医師と話す女性

がん相談支援センターは、全国のがん診療連携拠点病院などに設置している相談窓口です。がんに関する相談であれば、その病院に通っていない人でも無料で利用できます。医師とのコミュニケーションに関する相談や、今後の治療や生活についての相談など、様々な相談内容に対応しています。医師や家族に話すことが難しい相談でも、がん相談支援センターを利用することで納得のいく答えを得られるでしょう

システムがあれば治療実績で病院選びを行なえる

がん相談支援センターでは、病院別の治療実績を調べることができます。かつては、がん診療連携拠点病院などで実施している院内がん登録に基づく公開データを利用して、都道府県別、施設別、男女別の部位ごとによる患者登録数を知ることができました。しかし、同じ臓器のがんでも、がんの進行度や、組織分類別の治療実績までは分かりませんでした。希少がんは、種類別の大まかな情報しか提供されていなかったので、参考材料にするには情報量が充分ではなかったのです。

2014年12月から導入されたシステムでは、組織型別、治療法別の他に、患者数が多い五大がん(胃・大腸・肝臓・肺・乳腺)の、ステージ別による治療実績が検索できるようになりました。

希少がんでも、組織型別で各病院の治療実績を調べることができます。自身が患っているがんの治療実績を参考にすることで、病院選びがスムーズに行なえるでしょう。

数値化することで安心できる

病院に関する情報は数値化されていることで安心できます。現在、利用している病院に何かしらの不安がある人は、病院の治療実績を確認してみると良いでしょう。他の病院との治療経験値を比較することで、自分の病状に適した病院が判断できます。

また、がんの臨床試験の実施状況を調べることで、新薬の治験を行なっている病院を調べることができるため、病院選びの選択肢が広がります。

とある患者のケースでは、施設別がん登録件数検索システムを利用したところ、自分の病状の治療経験がある病院が3か所しかなく、治療実績も4例以下であることが分かりました。この患者さんは、がんが転移するたびに異なる診療科で治療を受けることに不安をもっていました。しかし、データを確認することで、自分が症例数の少ないがんにかかっていることが分かったのです。

数値化されたデータを基に現在の状況を理解することで、安心して治療が進められるのです。

病院選びを行なう基本的なPOINTも意識しましょう

5つのチェック項目

ホームページの内容が充実している

現在ではインターネットを利用して、病院のホームページを閲覧できるようになりました。診療料が分かりやすく説明されおり、待ち時間や混雑時間帯が掲載されているホームページは、通院時にとても便利です。在籍医師の紹介や、病院の方針に関する記載を確認するのも良いでしょう。

クレジットカードでの支払いが可能

急な通院の時でも、クレジットカードでの支払いが可能な病院なら安心して利用できます。また、病院側がカード会社に手数料を支払う必要があるクレジットカードは、経営が厳しい病院では使えない場合があります。カード払いに対応していることで、外来患者が多く経営が安定している病院と判断できるでしょう。

口コミが豊富

利用者の口コミ情報を収集するのも効果的です。院内の雰囲気や、売店などの施設に関する情報は、快適な入院生活を送るためにも知っておきたい情報です。

ランキングが高い

病院選びの目安としてランキングを参考にするのも良いでしょう。しかし、ランキングの審査基準は手術件数の多さがメインとなります。ランキングの結果だけで病院の「質」まで見極めるのは困難でしょう。

専門看護師がいる

病院によっては、特定の専門看護の知識や技術に長けた専門看護師が在籍している病院があります。水準の高い看護ケアを施してもらえるので、患者さんにとっても心強いでしょう。

医師に自分の意見を押し通しすぎないように注意!

抗がん剤を完全に否定するのはあまり良くない

医者と話す女性

抗がん剤は副作用が強いと言われているため、抗がん剤治療を嫌がる人も少なくはありません。主治医から抗がん剤治療を提案された際も、医療機関で セカンドオピニオンを受けることで、自分が最善だと思う治療法を再検討することができます。しかし、患者の意向を尊重するがゆえに、医学的に不利益な治療を行なう医療機関も少なくはないのです。 抗がん剤治療を行なうことで少しでも効果があるのであれば、その治療には大きな意味があるでしょう。確かに副作用が苦しい抗がん剤治療ですが、そこまで苦しまない人もいます。まずは抗がん剤治療を受けてみて自分に合わなければ、違う治療方法を選択するという方法があることも忘れないでください。